7/22,23 聖書研究・祈祷会

2020/07/23

聖書・奨励「たゆまず善いことを」(2テサロニケ3章1~5節中心)〔新約382頁〕

1 わたしたちのために祈ってください(1~2節)
クリスチャンにとって最大の恵みは、主にある兄弟姉妹の存在です。兄弟姉妹同士で、お互いの為に祈り合うことができます。たとえ相手が偉大な宣教師であろうと、あるいは有名な牧師であろうと、身分の上下関係ではなく、主にある兄弟姉妹として、キリスト・イエスを中心に祈りの交わりを持つことができます。
パウロは、具体的な祈り課題を掲げています。福音の種まかれたところではどこでも「主の言葉が」大切にされるように、福音伝道を妨害する「道に外れた者から」守られるように。
パウロは、どの手紙でもよく兄弟姉妹の為に、一人ひとりの祈り課題を覚えて祈る人でした。まるで、顔と顔を合わせて祈るように、たとえ離れていても、心では一つの思いで祈りました。さらに、祈るだけでなく、祈ってもらう人でした。この祈り祈られる相互の関係こそが、イエス・キリストの教えられた「互いに足を洗い合う」関係の基本にあるのではないでしょうか。「わたしも、あなたも主の体。わたしも、あなたも神の家族」。もしこのような思いで世界のすべての人が生きられる世の中になれば、戦争はなくなるでしょう。平和な世の中が生まれるのではないでしょうか。

2 「主は真実な方」(3~5節)
祈りの土台は、堅固なイエス・キリストご自身です。ですから、確信と平安をもって祈ることができます。「主は真実な方」であり、「必ずあなたがたを強め」守ってくださる方という信仰があります。
この真実な方の助けを得て、テサロニケ教会の兄弟姉妹が、主にあって、み言葉を確かに守り、パウロたちの命令(福音に従って生きるお手本)から外れないことを、パウロは確信しています。
わたしたちは、命令されたことをただ喜びも感謝もなく従うロボットではありません。どれほど神様の愛が深いものであり、わたしたちに注がれているのかを知ることができ、また、キリストがどれほどの忍耐をもって十字架においてわたしたちの罪を身代わりとなってくださったかを知れば知るほどに、感謝が湧いてきます。「キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるか」を理解するならば、あふれる感謝と喜びが湧いてきます。泉のように次々わいてくる恵みに、わたしたちは今日も生かされています。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
7月22日(水)、23日(木)聖書研究・祈祷会、7月26日(日)主日礼拝
今後の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、全国の水害被害を覚えて、世界の平和)
社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題

※次回:7/29(水)、30(木)「平和を願う祈り」(2テサロニケ3章16~18節)

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