3/15 週報巻頭言「心を騒がせることなく」

『心を騒がせることなく』      No.34
心を騒がせるな。神を信じなさい。
そして、わたしをも信じなさい。
(ヨハネによる福音書14章1節)

 先週、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は新型コロナウイルスによる新型肺炎が、ヨーロッパを中心にパンデミックに相当することを発表しました。同時に、大規模感染拡大をまだコントロールできる可能性があるとも。日本では、3月2日(月)以来、全国で多くの学校が休校となり、感染減少に転ずるかと期待したものの、大都市を中心に徐々に感染者と死亡者の数は増加しています。 
 今私たちにできることは何か、また、教会ができることは何かと真剣に考えさせられています。個人個人が手洗いを徹底し、部屋の空気を換気し、免疫力を高めるように食生活を整え、睡眠をしっかりとること、精神的に健康を保つように気分転換を図ること。つまりは、良い生活習慣を心がけ、当たり前の生活をいつも以上に大切にすることではないでしょうか。教会としては、礼拝をささげることを何より大切にしましょう。今後、集まって礼拝をささげることが難しくなったとしても、聖書のみ言葉を通読し、賛美を歌い、祈りをささげていく毎日の信仰生活を大切にしていきましょう。今はレント(受難節)の時期です。十字架の主を仰ぎつつ、主を信頼しつつ歩みましょう!

-牧師のお話