3/23,24 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「心は燃えていても」(マルコ14:32~42) 〔新約92頁〕
1 ゲッセマネの祈り(32~36節)
オリーブ山には、ゲッセマネの園がありました。油絞りの場所です。イエス様が「ひどく恐れてもだえ始め」られ、苦しみながら祈り始められました。その祈りは、血の汗の滴るような祈りでした(33節)。「わたしは死ぬばかりに悲しい」と言われたイエス様の心を想像してみましょう。
祈りは、複数回繰り返されています。杯=受難の苦しみ=十字架を出来ることならば取り除けてほしいとの願い。「御心に適うことが行われますように」=十字架の受難の出来事が行われることによって、すべての人の罪がゆるされるならば、そのようになりますように。イエス様の祈りを通して、祈りには自分の願望を訴えることと同時に、神様のみ心にお委ねする・明け渡す要素があることが分かります。
2 心は燃えていても、肉体は弱い(37~42節)
自ら肉体的な限界を持つ人間として生きられたイエス様は、私たち人間の抱える現実をよくお分かりです。理想と現実のはざまに生きる私たち。志が高くとも、行動が伴わない私たち人間の姿をよくご存じです。心=霊、精神は燃えていても、肉体は限界があるので、無理がきかないのです。弟子たちはひどく疲れていて、眠いので、イエス様に「誘惑に陥らぬよう、目を覚ましていなさい」と言われても、眠り込んでしまいます。3回このやり取りは繰り返されるのですが、最後に、「あなたがたはまだ眠っている。休んでいる。もうこれでいい。」という言葉をイエス様は語られます。ここにイエス様の優しさとゆるしの心を感じます。
今日もイエス様は私たちに、「立て、行こう」と声をかけてくださっています。イエス様の声かけに聞き従い、一歩踏み出していきたいと思います。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(23日・24日)の聖書研究・祈祷会、3月27日 主日礼拝
・23(水)高松太田教会、Mご一家、24(木)高松常磐町教会、Y.T.姉
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回は、30日、31日「3度の否み」(マルコ14:66~72)