11/22(水)・23(木) 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励 「神に聞き従う」(イザヤ書50章4~11節)
1 第3番目の主の僕の歌:
「わたし」は、いったい誰を指しているでしょうか。直接、この歌を歌うイザヤを指しているようで、主の僕であるイエス・キリストの預言の歌として読む読み方を、教会はしてきました。主の僕の歌を読みますと、十字架の苦難を忍ばれた主の姿が浮かび上がってくるからです。これらの歌を通じて、受難と復活、罪の贖いと救いの希望が私たちの心に与えられます。
2 主の僕の忍耐に注目する:
3番目の主の僕の姿は、「疲れた人を励ます」方であり、この僕の言葉を通じて、私たちが「弟子として」主なる神様に従う思いを与えて下さいます。
また、主の僕は、自ら進んで主なる神様の言葉に聞き従い、苦しみを耐え忍ぶ方でもあります。
(6節ほか)
3 苦しめる者にどう立ち向かうのか:
僕は、ただ耐え忍んでいるのではありません。「主なる神が助けてくださる」ことを信じています。そして、実際「見よ、主なる神が助けてくださる」のを体験しています(7節、9節)。
神様は「わたしの正しさを認める方は近くにいます」方であり、「共に争」い「共に立」ちあがって下さる方です(8節)。
たとえ「闇の中を歩くときも、光のないときも 主の御名に信頼し、その神を支えとする者が」いないようも(10節)、主の僕は、朝毎に神の言葉を語りかけ、私たちの心に、主なる神様に立ち返り、聞き従う思いを呼び覚ましてくださるのです。