11/8(水)・9(木) 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励 「神の選んだ僕」(イザヤ書42章1~9節)

イザヤの4つの歌「主の僕の歌」

 「主の僕の歌」の特徴は、どのようなものでしょうか。この僕はイエス・キリストの姿を連想させる内容になっています。主の僕の歌は、42章、49章、50章、53章に記されています。

主の僕の託されたこと(1節以降)

第一に、神の僕は、「国々の裁きを導き出す」(1節、3節、4節)働きを担っています。僕は決して「叫ばず、呼ばわらず、声を巷に響かせ」ません。「決して居丈高(いたけだか)」(聖書教育11月号)にならず、神の権威を帯びた者として、謙虚であり、公平な姿です。

第二に、神の僕は「傷ついた葦を折ることなく」(3節)、「闇に住む人をその牢獄から救い出す」使命を担う方として生きる姿は、まさに油注がれた人、メシアの姿そのものです。バビロニアで捕囚の苦しみや悲しみを味わう人々に、故郷へ帰還できるという希望を届けてくれる人物です。

神様の自己啓示(8節以降)

天地万物の創造主である神様は、イスラエルの民を愛し、希望の光を与えて下さいました。「わたしは主、これがわたしの名」であると宣言し、「見よ、初めのことは成就した。新しいことをわたしは告げよう。それが芽生えてくる前にわたしはあなたたちにそれを聞かせよう」と捕囚の解放を宣言して下さっています。

現代を生きる私たちに向けて、希望の光を約束し、救いを与えて下さる神様を信じて、私たちも歩んでいきましょう。

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