5/28(日) 週報巻頭言より
『ペンテコステとは』 No.197
「わたしが去って行かなければ、弁護者はあなたがたのところに来ないからである。わたしが行けば、弁護者をあなたがたのところに送る。」(ヨハネ16:7より)
今日は、ペンテコステ(聖霊降臨)記念礼拝です。ペンテコステとは、「50日目」という意味で、本来は、ユダヤ教の「過ぎ越しの祭り」から数えて50日目にあたる「刈り入れの祭り」の日を指していました。
ペンテコステは、別名、『教会誕生日』とも言われています。使徒言行録2章にある聖霊降臨の奇跡を経て、主イエス・キリストの弟子たちが、閉じこもり、隠れていたのをやめて、人々の前に姿を現し、自分たちに注がれた聖霊の力によって、大胆に福音を証しし始めたことに由来しています。福音伝道→共同体の形成(教会誕生)の道すじが、ここから始まったため、教会が生まれた誕生日と呼ばれる所以です。
聖霊の助け・力とは、主イエス・キリストが十字架にかけられる前に予告されていたとおりです。“「弁護者(=慰め主)」が、あなたがたのところに送られるのだ”という約束の言葉どおり、弟子たちは聖霊を受け、雄々しく歩み出していくのです。
私たちも同様に、神様の導きに従い、聖霊を頂いて歩み始めていきましょう!