5/24,25 聖書研究・祈祷会 資料
《今日のポイント》
聖書・奨励「望まない悪を行うわたし」(ローマ7:19~25) 〔新約283頁〕
はじめに
使徒パウロは、実に正直の自分の内面にある葛藤を吐露しています。それは、失敗・挫折の告白であるのと同時に、自分の力では生きることが出来ない弱さの告白です。弱さの内にキリストの勝利があることを力強く証ししているところに、励まされます。
望む善・望まない悪(19~23節)
パウロは言葉を丁寧に用いて、律法と罪の関係を解き明かしていきます。律法そのものは決して罪ではなく、むしろ、律法は神の霊に導かれて定められた掟であり、聖なるものであることをはっきりと宣言しています(12節参照)。さらに律法は、罪が何であるのかを指し示すものであることも語ります。さらに、人間である私たちは、何が善で、何が悪であるのかを知りながらも、自分が望むことが実行できない。さらに、望んでいない悪を行ってしまう者であるのだと、パウロは語ります。
キリストの勝利の宣言(24~25節)
罪に支配され、肉の人である私たち人間は、何と惨めな存在であるのかと語る次の瞬間、パウロは、キリストの輝かしい栄光を証ししています。「誰が救ってくれるのでしょうか。わたしたちの主イエス・キリストを通して神に感謝します」(24節後半~25節前半)と。続いて、「今や、キリスト・イエスに結ばれている者は、罪に定められてることはありません」(8:1)と勝利の宣言が記されています。何とありがたいことでしょうか!
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週の聖書研究・祈祷会 24日&25日、主日礼拝 5月28日(ペンテコステ記念)
24(水)S.K.兄、北白川教会
25(木)牧師夫妻、S.H.さん、北山教会
・教会形成、福音伝道が御心にかなって導かれますように。
・伝道開始60周年を覚えて(記念誌発行)
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題
- 次回は、5月31日(水)&6月1日(木)「霊の執り成し」(ローマ8:18~30)