12/25 週報巻頭言より

『なによりも大切な贈り物』       No.178

「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、私たちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。」(ヨハネの手紙1 4章9節)

 昨日と本日、私たちはクリスマスをお祝いする喜びを与えられました。毎年のこの時期、嬉しい再会があります。また、嬉しい初めての出会いが与えられます。

 「元気でしたか?」「今年一年どんなことがありましたか?」。そんな挨拶の言葉と共に、心のうちで、「あなたのことを覚えてお祈りしていました」とか「ごぶさたしてしまってすみません」など、いろいろな思いも添えながら言葉を交わします。

 昨日のキャンドル・サービスでは、或る方が小さな手紙を手渡して下さいました。書かれていた言葉は、私にとってとても嬉しい励ましの言葉でした。「クリスチャンになって本当にうれしいです」。神様の恵みを頂いて、喜んで毎日を過ごすことが出来ていることを、その短い一文が雄弁に物語っていました。牧師としての私の歩みの為にも、励ましと応援の言葉が添えられていました。

 神の御子イエス・キリストがこの世界にお生まれ下さった奇跡。これはすべての人のための奇跡です。どうかすべての人々が幸せになりますように。心から祈ります。

-週報巻頭言, 牧師のお話