4/5,6 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「今日わたしと一緒に楽園に」(ルカ23:39~43)  〔新約158頁〕

「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」(ルカ23:34)

1 ゴルゴタへの道行き:(26~31節)

 現在も、主イエスが十字架を担ぎ、歩かれたとされる道は、旧エルサレム市街に残されています。ラテン語で、ヴィア・ドロロサ(主の悲しみの道)と名付けられた道です。主イエスは、十字架にかけられる前、十字架の横木(30キロ以上)を担ぐ体力は残っていません。主イエスがよろめき、倒れそうになったため、ローマの兵士は、見物人のキレネ人シモンに横木を担がせたのです。

沿道には、悲しむ人々がいました。主はその人々に対して「振り向いて言われ」ました(28節)。

2 あざ笑う人々の姿:(32~38節)

 見物人はあざ笑い、ローマの兵士たちは「お前がユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ」(37節)と侮辱しました。ゴルゴタ(されこうべ)の丘には、2人の犯罪人もつれて来られました。主イエスと共に死刑に処するためです。

3 「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」:(39~43節)

 主イエスの右と左に十字架につけられたひとりは、主に対して「自分自身と我々を救ってみろ」とののしり、もう一人は、罵った人をたしなめ、「この方は何も悪いことをしていない」と告白し、「あなたが御国においでになるときには、私を思い出してください」とすがります。主イエスは、43節の言葉を語りかけます。十字架上の主イエスの言葉が、大変心に残ります(34節、43節)。

 他者の為に執り成し祈る言葉、慰め励ます言葉です。私たちは、罪のゆるしと救いの希望を頂き、今度は、私たちも他者を慰め、励ます人へと成長させて頂きます。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週の聖書研究・祈祷会 5日&6日、イースター 4月9日

・5(水)徳島教会、K.H.兄

6(木)丸亀城東町教会、Cご一家

・教会形成、福音伝道が御心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年を覚えて(記念誌発行)

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

3出席者の祈り課題

  • 次回は、 4月12日(水)&13日(木)「エマオの途上で」(ルカ24:13~35)

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