1/12(水)・13(木) 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「罪びとを招くために」(マルコ2:13~17) 〔新約64頁〕
はじめに
2章のテーマは、罪びとの救いです。新しい教えがもたらす罪からの救い、自由、解放は、人々にどのような影響を与えるものであるのか、実に興味深いものがあります。①病が癒されて出かけて行く=社会復帰。②罪びとと見なされ弱者とされる人々が共に食事をする=新しいコミュニティーの創造。一人の人に起きた出来事が、一人で終わらずに人々に広がって行きます。
①そして通りがかりに(13~14節)
アルファイの子レビの召命物語であることが、「通りがかりに」という言葉から明らかになります(マルコ1:16参照)。偶然の出会いが、神様における必然の出会いであり、イエス様の声をかけられたレビは、この声にすぐに従っていきます。レビがイエス様の弟子とされたということです。
②大勢の人々(15節)
神様の救いの範疇は、国籍・人種・性別・社会的地位など、人間の区別・差別を超えています。すべての隔ての壁を超えて、開かれています。「徴税人」「罪人」「大勢の人」さらに、「イエスや弟子たち」が共に食事の席に着いています。レビの家がどれほどの広さがあったか定かではありませんが、入りきれないほど、ぎっしりと人々で埋め尽くされていたのではないでしょうか。
③「罪びとを招くために」(16~17節)
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」というイエス様の言葉に福音の広さ、深さ、あたたかさを感じます。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(12日13日)の聖書研究・祈祷会、1月16日 主日礼拝と主の晩餐
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回は、1月19日、20日 マルコ3:31~35