2/19 週報巻頭言より

『出会いと交わりから始まる』      No.186

そこで、まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい。(略)神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。(第1テモテ2:1~4)

 先週は、火曜日に日本国際ギデオン協会の名古屋支部から2名の方が来られて、親しい交わりの時を持ちました。久々に全国大会を今年の夏に開催するにあたり、アピールを兼ねて来て下さったのですが、ギデオンの働きの中心、聖書配布についても改めてお話を伺いました。

 聖書に限らず、本を読む習慣を持たない人が増えている中で、いかにして聖書の真理を伝えることができるだろうか。聖書をお渡しした後、相手が実際に読むかどうかは、神様が働いて下さらなければ起こり得ない出来事です。さらに、その御言葉がその人の心に留まり、教会に足を運び、信じる者となるという次のステップに至ることは、神の奇跡の業です。  

 ギデオンの課題は、今日の私たちの教会の課題にもつながります。情報が氾濫する中、真理の御言葉をいかに届けるのか。出会いがなければ、そして、親しい交わりが深まらなければ、起こり得ないもの。この出会いがどうやったら生み出されるのかということを、最近いろいろと考えているところです。待っているだけでなく、出かけて行くということが大事ですね。その為にもまず祈りが大切です。

-週報巻頭言, 牧師のお話