9/14(水)・15(木) 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「獅子の洞窟の中で」(ダニエル6章10~29節) 〔旧約1390頁〕
前回の振り返り & 5章の出来事:
黄金の巨大な像を造った王はネブカドネツァルでした(3、4章参照)。3章終わり以降で、“信仰告白”的な告白を語り、歴史の表舞台から退場します。5章では、その息子ベルシャツァルが後を継ぎます。王の見た夢の夢解きで、ダニエルは、国がメディアとペルシアの二つに分かれることを預言しました。新バビロニア帝国の終焉の予告です(エレミヤ書25章以降参照)。
1 メディア人ダレイオスの時代が始まる(1~9節)
ペルシア帝国の時代、ダレイオス王は、120名の総督と3名の大臣を立てて国を統治します。絶対的な君主として、王を礼拝するように強要します。※実際には、宗教寛容政策を取ったと言われます。
2 そのとき、ダニエルはどうしたのか(10~25節)
ダニエルは、「体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。」(マタイ10:28)という態度で、「いつものとおり2回の部屋に上がり、エルサレムに向かって開かれた窓際にひざまずき、日に3度の祈りと賛美を自分の神にささげ」ました(11節参照)。ねたむ人々に訴えられたダニエルは、ダレイオス王の前に引き立てられます。王の悩みはダニエルへの思いやりに満ちていますが、刑が執行されてしまいます。
3 ダレイオス王は告白する(26~29節)
3章と同様に、神のなさる奇跡と、神様への絶対的な信頼・信仰に感銘を受けたダレイオスは、信仰告白を語り始めます。「神を信頼していたからである」(24節)という言葉に、ユダヤの人々の願いと、ダニエルの信仰に応えられる神様への感謝と賛美が込められています。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(9月14日・15日)の聖書研究・祈祷会、9月18日 主日礼拝(高齢者祝福)
・14(水)S夫妻、M姉、Hさん、赤塚教会
15(木)T.M.姉、常盤台教会
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回:9月21日、22日 「ダニエルの祈り」(ダニエル書9章)