5/26,27 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「この幻を見るまでに」(使16:6~15) 〔新約245頁〕
テモテと共に、パウロの第2伝道旅行が始まる
15章最後に記されるパウロとバルナバの伝道活動をめぐる意見の衝突により、思いもかけない新しい道がひらかれることとなりました。ここで描かれるのは、人間の目で見る出来事と神様のご計画の違いです。
①御言葉を語ることを禁じられる!?(6~8節)
福音伝道と言えば、イエス・キリストの大宣教命令を思い浮かべることでしょう。「全世界に出かけて行き、すべての人を主の弟子とし、福音を宣べ伝えよ。主の弟子を教え、育てよ」というイメージがありますが、福音は、神様の御心に従って伝えることこそが本当の伝道であり、人間の計画が第一優先ではないことを、この箇所は教えています。
②パウロは幻を見る(9~10節)
幻、それは、神様の夢、神様のヴィジョンを見ることです。パウロの場合には、マケドニア人の叫びを見るのです。これこそが神様のご計画でした。それに従って、直ちにマケドニアへと出かけることになります。福音伝道のコースは定まりました。
③出会いが始まる(11~15節)
パウロたちの伝道は、一人の人との出会いから始まります。リディアです。ここから、大きな福音の喜びが広がっていきます。「そして、彼女も彼女の家族の者もバプテスマを受けた」(15節)。紫布を扱う商人であるリディアと家族から始まって、フィリピ教会の礎が築かれていきます。
第2次伝道旅行は、パウロとテモテの出会いから始まり、マケドニアの叫びから予期せぬ方向へと伝道が広がっていきます。使徒言行録がまさに聖霊言行録と呼ばれる通りの出来事です。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・5/26(水)・27(木)聖書研究・祈祷会、5/30(日)主日礼拝
・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
※ 5月2日以降、礼拝と祈祷会は家庭礼拝期間(オンライン礼拝)。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題
※次回:6/2(水)・3(木)「真夜中の賛美」(使徒16章25~40節)