12/22,23 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「全ての人を照らす命の光」(ヨハネ1:1~18) 〔新約163頁〕
はじめに
ヨハネによる福音書は、マタイ・マルコ・ルカの福音書(共観福音書)とはずいぶん趣が異なります。まずこの1章1~19節まで、旧約の創世記第1章の天地万物の創造物語に対応するように、万物が神の言葉によって生み出され、保たれていることを象徴的に記しています。言=ロゴス(the Word)とは、何か。このロゴスを証しする書物として、ヨハネ福音書は記されていることを念頭に読むと内容がより深く心に浸透していくのではないでしょうか。
①初めに言葉があった(1~5節)
「初めに・・・」とは、天地万物が生み出される前の原初の時を指しています。「初めに、神は天と地を創造された」(創世記1章1節)と呼応しています。言(ロゴス)=神と共にあり、同時に、神であった。万物は言葉によって生み出された。この言葉の内に命の光があり、これこそ主イエス・キリストであるのだとヨハネ福音書は語っています。
②バプテスマのヨハネについて(6~13節)
バプテスマのヨハネは光について証しするために来たのだと福音書は明確に語ります。ヨハネは準備する人。証しする人。光は、「世に来てすべての人を照らす」。つまり、救うために来られた。この方を信じ受け入れた人は、神の子となる資格を与えられる。これらは、信仰告白の言葉でもあります。
③イエス・キリストについて(14~18節)
「いまだかつて、神を見たものはいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである」(18節)。バプテスマのヨハネはイエス・キリストを、主イエスは、父なる神様を指し示されたという方向性が非常に興味深いものがあります。クリスチャンは、神によって生まれた神の子であり、私たちを通して、神様を証しする(指し示す)人生へと導かれているのです。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(22日23日)の聖書研究・祈祷会
24(金)キャンドルサービス、26(日)クリスマス礼拝
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
・クリスマスに向けて祈りと一致をもって準備を行うことが出来るように。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・集中豪雨の被災地域(国内)、異常な高温状態の続く地域(世界)を覚えて
3出席者の祈り課題
- 次週(29,30日)はお休みします。次回は、1月5日、6日です。