8/29 週報巻頭言より

『神様は生きておられる』       No.111

「イスラエルのほか、この世界のどこにも神はおられないことが分かりました。今この僕からの贈り物をお受け取りください。」(列王記下5:15より)

 先週一週間の間に、神様の素晴らしい働きを経験する機会が与えられました。その一つは、再会です。出会いと交わりは、教会につながる私たちにとって大きな励ましになります。東山教会の初代のメンバーの方々との再会がありました。来年伝道開始60周年を迎えますが、60年前の東山教会の様子、どんなメンバーがいて、どんな活動をしていたのかを伺う機会がありました。青年たちが多く集まった東山教会で、近くの公園にでかけて紙芝居を用いての伝道活動が行われていたそうです。誰から強いられたわけでもなく、自分たちで「さあ、出かけてみよう」と自発的に取り組んだそうです。

 コロナ感染下で難しいことは間違いないのですが、わたしたちにできる福音伝道は何か考えるよいきっかけが与えられました。教会の初代メンバーは結婚、引越し、仕事が多忙になったなどの理由で教会から旅立って行った人々、離れていった人々もいました。私がお会いした方々は、消息をたどれる人に声掛けをして下さっているとも聞きました。全世界をすべ治め、生きて働かれる神様は今も私たちの一人ひとりに声をかけ、招き続けておられます。

-週報巻頭言, 牧師のお話