4/18 週報巻頭言より

『空の鳥・野の花を見よ』         No.92

烏のことを考えてみなさい。…神は烏を養ってくださる。

野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。・・・

今日は野にあって、明日は炉に投げ込まれる草でさえ、

神はこのように装ってくださる。(ルカ12:22以下抜粋)

 先週の礼拝後のことです。前の週から教会員の或る姉妹は楽しみにしていらっしゃることがありました。教会庭に生えている草花のうち、ノビルというワケギにも似た野草があるのですが、礼拝後、姉妹はノビルの収穫をなさいました。今年は春の到来が早く、3月から4月前半にかけては暖かい日が続いたせいか、植物全体、野草などは勢いよく生え出でていました。姉妹は実に生き生きとノビルを収穫され、心なしかいつもよりも背筋もすっと伸びて、元気にご自宅に帰られました。何とも嬉しいことでした。

 これも先週のことです。ご近所のお宅の雨戸の戸袋のところに何年もヒヨドリかムクドリが、毎年春の時期になると巣作りに励んでいます。戸袋がふるさとのようで、毎年何羽かのつがいが春先にはやってきて、激しく縄張り争いをしています。やがて勝ち残ったカップルはせっせと交代で木の枝を口にくわえては巣作りを行い、やがて数羽のヒナが誕生します。今年もせっせと木の枝を運ぶ姿を目撃しました。自然の営みの背後に、神様の存在を感じます。空の鳥、野の花から、神様の偉大さと創造物への慈しみのまなざしを感じます。今日も神の愛を頂いて歩みましょう。

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