11/15(日)週報巻頭言より

『主にしっかりと結ばれて歩む』     No.70

「それで、兄弟たち、わたしたちは、あらゆる困難と苦難に直面しながらも、あなたがたの信仰によって励まされました。あなたがたが主にしっかりと結ばれているなら、今、わたしたちは生きていると言えるからです。」

           (第1テサロニケ3:7~8)

 先週、2か月に一度行っている牧師有志の青少年伝道の学び会を行いました。集まっての学びは出来ませんが、オンラインを用いて出来ていることはありがたいことです。 

コロナ状況をどのように乗り越えるかが、どの教会でも共通する話題になりますが、特に、牧師の語る説教が信徒の方々に届いているのだろうか、青少年に限らず、様々な年代の集う教会において、むなしく響いてはいないだろうかということが、話題の中心になりました。「一人ひとりに寄り添って」とか「課題・問題を抱える人の心に響くメッセージを」と願いながら語るものの、今一つ手ごたえを感じないのだという言葉も交わされました。趣味でつながるとか、日ごろからの関係性が大事だとか方法論の部分よりも、本質的に私たちが本当に福音において一つの思いとなっているのかが大事なのだと改めて思わされました。

 パウロは、苦難・試練の中、キリストにつながる仲間に語ります。キリストの命に繋がっているからこそお互いを

励まし合うことができるのだと。ここに希望があります。

兄弟姉妹の皆様に神様の恵みと平安を祈ります。

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