12/27 週報巻頭言より

『数えてみよ 主の恵み』        No.76

主はわたしの力、わたしの歌

主はわたしの救いとなってくださった。

この方こそわたしの神、わたしは彼をあがめる。

(出エジプト記15:2)

 本日は、2020年最後の主日礼拝です。一年を振り返り、神様の恵みを数えてみたいと思います。私たちは今年に入って、新型コロナウイルスの感染拡大が急速に広がる中で、当初立てていた活動の中止を余儀なくされました。3月の文学講座と5月の特別伝道集会を中止しました。

4月のイースター礼拝からしばらくの家庭礼拝期間に入り、5月の会堂礼拝の再開。やがて、感染拡大の第2波を受けて、会堂礼拝と家庭礼拝の2本立てを実施。その後、会堂礼拝を継続しつつ、ウェブで同時配信による礼拝を始めました。現在は、予約制による会堂礼拝とウェブ礼拝を並行して今に至ります。

 様々な計画を断念することもありながら、礼拝をささげることに集中し、祈りの火を絶やすことなく、主日礼拝と聖書研究・祈祷会を大切にして歩んできた一年。試練の中にも、主の恵みがありました。主が共におられ、神の家族の交わりが時に揺さぶられながらも強められ、信仰共同体・礼拝共同体である教会が、本来あるべき姿に立ち返らされた一年でした。教会の兄弟姉妹に、そして、私たちの主なる神様に心より感謝申し上げます。主に栄光!

-牧師のお話