1/1(月) 元旦礼拝説教原稿
2024年1月1日(月)主日礼拝 東山キリスト教会
メッセージ「主を尋ね求めよ」(申命記4章29~31節)
はじめに
新年あけましておめでとうございます。
昨日から今日への移り変わりに過ぎないようで、今日、新しい年の始まりの日として、確かに昨日とは全く異なる新しい一日の始まり、そして、新しい一年の始まりです。
神様の御言葉が高くかかげられ、「天に栄光、地に平和」が実現する年となりますよう、心からお祈りいたします。
本 文
昨日も、一緒に礼拝をささげ、今日も、皆さまと共に礼拝をささげることが出来ます恵みを噛みしめております。
今日は、モーセがイスラエルの民に向けて、心を込めて、思いを込めて、力を尽くして神様に従うようにと勧めた言葉を分かち合いましょう。
律法というと、私たちキリスト教会につながるクリスチャン、そして、プロテスタントの信者である私たちは、律法よりもキリストの救いとか恵みによって救われるのだと、自動的に言葉が浮かんでくるように思います。
律法の実践では救われないのは、事実ですが、神様の御言葉は、律法にも十分に語り尽くされております。
特にモーセは、神様の啓示をうけて、エジプトの地から、荒野を通って約束の地カナンへとイスラエルの民を導くようにと示された人。
誰よりも神様の救い、恵み、そして、信仰の希望を知る人であります。この人が、イスラエルの民に向けて長いメッセージを語り続けています。これは一日の間に語ったことばではなく、毎日毎年、長年にわたって語り続けた言葉のことば集です。
この言葉の中には、神様の恵みが凝縮されています。
今日注目したいのは、まず、31節の言葉です。「あなたの神、主は、憐れみ深い神であり、あなたを見すてることも、滅ぼすことも、あなたの先祖に誓われた契約を忘れることもないからである」という約束の言葉です。
私たちの信ずる神様は、決して忘れることのない方。そして、憐れみ深い方。さらには、決して、滅ぼすこともないお方。
これは一言で言いかえれば、愛であります。
今皆さんは、新しい2024年を迎えたばかり。画用紙で言うならば、まだ何の絵も描かれていないまっさらな白紙の状態です。
この白紙に何の言葉、何の絵をかき込んでいったらよいでしょうか。
ぜひ、神様の御言葉を書き留めてほしいし、神様の御心を思いめぐらして、ヴィジョンを描いていただきたいと思います。
主を、今生きる場所で、書き留め、心を尽くし、魂を尽くし、神様に会う準備をしていきましょう。そうするならば、必ず、あなたは、神に出会う、という約束を信じて歩んでいきましょう。
これらすべてのことがあなたに臨む終わりの日、苦しみの時に、あなたは、あなたの神主のもとに立ち返り、その声に聴き従う。
神様は、この世界を愛し、この世界が救われることを何より願っておられる方。人々が神様に立ち返ることを待ち望むだけでなく、愛する御子イエス・キリストを差し出し、救われる道を選ばれた方。
神様を信じ、神様に大いに期待し、歩んでまいりましょう。