12/13(水)・14(木) 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励 「大いなる光」(イザヤ書9章1~6節)

はじめに

今日は、メシア預言(救い主の誕生予告)として大変有名な箇所をご一緒に学びます。

「闇の中を歩む民は、大いなる光を見 死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。」(1節)

「ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。」(5節より)

1 「深い喜びと大きな楽しみを与えられる主なる神」(1~4節)

歴史は流れ、北イスラエルはアッシリアによって滅ぼされ、民は捕囚の民となってしまった時代のことです。「異邦人のガリラヤ」から、救いが始まる(8:22)というのが、神様が与えられた預言です。希望などどこにあるだろうか、救い主がそのような場所から生まれることがあろうかと絶望(=暗闇、死の陰の地)に陥る人々に、希望のメッセージが伝えられています。

2 「万軍の主の熱意がこれを成し遂げる」(5~6節)

 神様は、ダビデの王に連なる国(=南ユダ)に対して、驚くべき救い主がお生まれになられるのだと予告されました。この方によって、戦いは終わりを告げ、平和がもたらされる新しい歴史の扉が開かれていく。新しい国は、「正義と恵みの業」が行われる国です。「驚くべき指導者」は、ヘンデルのメサイアでは、“助言者(カウンセラー)”と歌われる人物です。私たちに神の国がもたらされるのは、いつ、誰によってでしょうか。

 十字架の主、私たちの救い主イエス・キリストが来られたその日、この約束が実現しました。

神様は、「今もそしてとこしえに、立てられ支えられる」のだと約束してくださっています。

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