6/28,29 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「キリストの福音をあまねく宣べ伝える」(ローマ15:17~21)

1 神のために働く(17~18節途中)

 ローマ書を通じて、パウロは神様の救いのご計画(神の民であるユダヤ人の救いは、決して取り消されていないこと。異邦人(ユダヤ人以外の外国人)にも神様の救いが開かれていること。すべての民が神の民として、神様の救いに招かれていること)を解き明かそうと努めてきました。

 パウロは、「神のために働くことをキリスト・イエスによって誇りに思っている」こと、そして、「キリストがわたしを通して働かれたこと」を誇りとしており、自分を誇りにしてはいないのだと語ります。神様の為に働くことが出来る喜び。これは、現代の私たちにも与えられた恵みです。

 

2 あまねく宣べ伝える(18節途中~21節)

 パウロは、エルサレムからイリリコン州(マケドニア以北のバルカン半島全域)まで行き巡り、福音を伝えました。ただ福音を伝えただけでなく、その都度、貧困に苦しむ教会や災害で被災した地域への募金・献金を募ってもいます。また、パウロはローマの教会訪問に続けて、さらに北西方面にあるイスパニア(エルサレムからは約2,000キロ)への伝道を計画していることを明らかにしています(22節以降)。

3 神の愛・神の力によって突き動かされる(全体を通じて)

 パウロを異邦人伝道・ユダヤ人伝道へと突き動かしたものは、いったい何でしょうか。神の愛、そして、神の力です。「キリストは異邦人を神に従わせるために、わたしの言葉と行いを通して、また、しるしや奇跡の力、神の霊の力によって働かれました。」(18,19節より)

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