6/15,16 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「今や、明らかにされた!」(コロサイ1:24~2:5) 〔新約369頁〕
☆コロサイの信徒への手紙の特徴とは:
パウロの手紙(聖書神学的にはパウロの名を借りて書かれた手紙)で、新約聖書に1回のみ使われている言葉というのが、37個も登場します。パウロの思想を受け継ぎながら、発展させた思想:御子イエス・キリストの血によって、万物が神との和解を得て、救いに至る「万物救済の祈り」が語られ、「あらゆる民族が救われる普遍救済の視点」が流れています(聖書教育参照)。
- パウロとコロサイ教会の関係:
コロサイ教会は、アジア州フリギア地方にあり、パウロの第3次伝道旅行の際、パウロの仲間によって伝道が開始されました(使徒言行録19:10)。パウロは獄中からコロサイの人々に手紙を書き(4:3)、コロサイの人々を思い、牧会を行おうと切に願っています。
- パウロの担う苦しみと「秘められた計画」(1:24~29)
パウロは、コロサイ教会教会のために苦しみを得ていることを自分の使命だと語ります(24節)。教会は、キリストの体であり、「キリストの苦しみの欠けたところ」を満たすことを願います。
※キリストの苦しみ=キリストを信じることで、クリスチャンが得る苦しみ
パウロは、秘められた計画(奥義・秘儀)とは、イエス・キリストだと語ります。「あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望」(27節)こそ、福音宣教の中心なのだということです。
- わたしは喜んでいる(2:1~5)
「体では離れていても」、霊的にはいつもコロサイの人々と共におり、キリストに繋がって歩んでいる姿を知って(見て)、喜んでいます。「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています」(3節)と語り、キリストの教えをゆがめるような偽の教え(グノーシス主義的な密儀宗教)に陥ることがないように、コロサイ教会のために、執り成しの祈りをささげています。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(15日・16日)の聖書研究・祈祷会、6月19日 主日礼拝
・15(水) 相模原希望伝道所(松本福音村教会)、S夫妻
16(木) 大和愛宣教伝道所(松本福音村教会)、Aご一家
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。6/19(日)教会総会(計画総会)
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回は、6月22日、23日「新しい人を着て」(コロサイ3:5~17)