1/26(水)・27(木) 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「五千人の給食」(マルコ6:30~44)   〔新約72頁〕

はじめに

 聖書には食べ物を分かち合う場面が多く登場します。最後の晩餐はその最たるものでしょう。五千人、あるいは四千人と共に(マルコ8章)、魚とパンを分かち合った出来事も挙げることが出来ます。食べるとは生きること。生きる喜びが、主がおられるところに広がります。

主の憐み(30~34節)

 イエス・キリストの思いは、弟子たちにも群衆にも等しく向けられています。弟子たちに「さあ、あなたがただけで・・」(31節)とは、伝道旅行で疲れを覚えている弟子たちへのねぎらいの言葉です。34節以降には、ひそかに人波を離れた一行を追いかけてきた群衆にも主の憐みが向けられています。「深く憐れむ」とは「はらわたちぎれるような思いとなる」ということで、イエス様は群衆をご覧になり、深い憐みの思いに満たされて「いろいろと教えはじめられた」のでした。

「あなたがたが食べ物を与えなさい」(35~44節)

 夕暮れ時、人里離れた場所で、あるのは、パンと5つの魚のみ。これで「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」(37節)と言われても。戸惑う弟子たちの気持ちはよく分かります。イエス様は何を期待されているのでしょうか。飼い主の無い羊のような群衆に必要なのは導き手である救い主。弟子も同様です。困ったときの神頼みで良いわけです。とはいえ、ただイエス様に全部お任せではなく自分たちにも出来ることをすることが期待されていることです。イエス様は、組み分けされた群衆にパンと魚を配ることを弟子たちに求められました。「全ての人が食べて満腹した」「12の籠いっぱいになった」の表現に、分けると増える。神の恵みが増し加えられた様子が描かれています。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(26日・27日)の聖書研究・祈祷会、1月30日 主日礼拝

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、2月2日、3日 マルコ7:24~30

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