10/28,29 聖書研究・祈祷会

東山キリスト教会 聖書研究・祈祷会 プログラム

2020年10月28日(水)10時半~12時、29日(木)20時~21時

《今日のポイント》 

聖書・奨励「わからない「今」を生きる」(コヘレト7章15~22節) 〔旧約1042頁〕

「神の御業を見よ。神が曲げたものを、誰が直し得ようか。順境には楽しめ、逆境にはこう考えよ。人が未来について無知であるようにと、神はこの両者を併せ造られた、と。」(13、14節)

1 過ぎたるは及ばざるがごとし(15~17節)

「善人過ぎず、しかも、悪を行うなかれ。」これは、何事も程々がよいぞと語っている言葉にも聞こえます。いい加減でよい、適当でよいということではなく、善を行いつつも、自分を絶対化せずに生きるという中庸の道を説いているのでありましょう。

2 ともかく神を畏れる生き方を選び取る(18節)

18節後半「神を畏れ敬えば、どちらをも成し遂げることができる」。神様を信じて神の御国を尋ね求めて生きることと、この世で生きる上で大切なお金、財産、富、栄誉、食べること・飲むこと、住む家のこと、いわゆるこの世で生きるということも大事にしていくことは、両方大事なことです。もちろん、「何よりもまず神の国と神の義を第一に求めよ。そうすれば、それらのものは加えて与えられる」というイエス様の言葉が私たちの基盤にあるのですが。

3 知恵の効用(19~22節)

コヘレトは、権力者の意向によって、栄えもすればつまずきもする政治の世界に身を置く人でもあったのでしょう。しかし、知恵が人を正しい道へと導き、健やかな人生を生きることが出来ることを確信していたのでしょう。また、この場合の知恵とは、神を畏れて歩む道であります。

 私は、この20~22節の最後の結びの言葉に、多くの慰めをもらいました。自分がしていることを絶対化せず、さりとて、自信を失いすぎないこと。神様を信じ、神様にゆだねて行けば、大丈夫だという、コヘレトの優しさを感じました。皆さんは、どうでしょうか。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・10/28(水)、29(木)聖書研究・祈祷会、11/1(日)主日礼拝

  今後の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、全国の水害被害を覚えて、世界の平和)

 社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

3出席者の祈り課題 

※次回:11/4(水)、5(木)「なお、そこで生きる」(コヘレト8章)

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