4/1,2 聖書研究・祈祷会 奨励「十字架のイエス」(ヨハネ１９章１７～２７節) 要約
2020/04/10
１ 十字架上の７つの言葉（３つの言葉がヨハネ福音書から）
１「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのかわからないのです。」（ルカ２３：３４）
２「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」（ルカ２３：４３）
３「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ（わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか）」（マルコ１５：３４、マタイ２７：４６）
④「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」「見なさい。あなたの母です」（26，27節）
⑤「渇く」（28節）
⑥「成し遂げられた」（30節）
７「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」（ルカ２３：４６）
２ 「ユダヤ人の王」
イエスさまの頭上に掲げられた罪状書きにはヘブライ語、ラテン語、ギリシア語で「ユダヤ人の王」という名が記されました。母マリア、父ヨセフの家系をたどればダビデ王朝につながり、祭司につながる点、さらに、旧約の預言にある「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」(イザヤ９：５)の主なるお方としては、実は、正しい名前であったわけです。
３ 神の言葉は実現する
下着をはぎ取り、分け合ったという姿は醜い人間の強欲を表しますが、これも神の言葉の成就です。また、十字架上のイエスさまの言葉も、成就します。ヨハネはマリアを自分の母としてお世話をし、マリアはヨハネを自分の子として受け入れました。ヨハネ福音書３：１６を読みましょう。この言葉は、いつ実現した／するのでしょうか。味わいながら、この2020年度を歩んでいきましょう。