2/21,22 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励 「わたしを信じるか」(ヨハネ11:17~27) 

1 主イエスとラザロ、マリア、マルタ兄弟姉妹との関係

 ベタニアは、エルサレムからは、おおよそ15スタディオン2~3キロほどのところにある村です。この村には、主イエス・キリストと非常に親しい関係を持つ兄弟姉妹が住んでいました。ラザロ、マリア、マルタです。

 主イエスは、迫害の手を逃れて、ヨルダン川の向こう側へ一時避難していましたが、ラザロが死にかけているという知らせが届きました。「わたしたちの友ラザロが眠っている。しかし、わたしは彼を起こしに行く」(11節)と主イエスは言われながら、すぐには出発なさいません。

 なにか理由があったのでしょうか。

2 「わたしは復活であり、命である」

 主イエスは、亡くなって4日後にラザロのところに到着しました。マルタ、マリアも悲しみにふけっています。彼らを慰めに来ている多くのユダヤ人たちも、不思議な思いに駆られていたでしょう。「主イエスは、なぜすぐに駆け付けてくれなかったのだろうか」と。

 主イエスは、「わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。」(25,26節)とマルタに問われるのです。

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