戦争ではなく、平和を私は願う。

2017/06/16

2017年6月15日(木)のブログより

主の御名を賛美します。
空梅雨なのでしょうか、名古屋では連日よく晴れた日が続きます。
今日は、夏日、真夏の暑さにまた一歩近づいた暑い一日でした。

国際ニュースでは、連日のようにテロ事件、ミサイル発射事件など
ぶっそうなものが飛び交います。

国内ではどうでしょうか。
今朝、伝えられたニュース。
「共謀罪」法案、別名、テロ等準備罪の法案が、国会の参議院本会議で可決、成立しました。

いよいよ、この国も、来るところまで来たかというのが実感です。
この勢いを得て、憲法改正に推し進めるのが今の政権の狙いでしょう。

戦争のできる国は、その憲法改正の一番の目的だとするならば、
私は、古くても、憲法の精神である平和憲法を守りたいと思います。

殺すことも、殺されることもしたくないし、占領することも、占領されることもしたくない。
戦争を仕掛けることも、戦争を仕掛けられることもしたくありません。

戦争するための戦力をすて、戦争することに大義名分を認めないことをうたう
今の憲法を、ぜひとも次の世代に伝えたいと思っています。

私の信じるイエス・キリストは、「剣をとる者は、剣によって滅びる」とはっきりおっしゃいました。
敵を憎むのではなく、敵をゆるし、愛しなさいともおっしゃいました。
私はこのイエス・キリストの言葉に従うものとして、
今のこの国が向かいつつある未来を大変危惧しています。

愛する者が、今日与えられた食べ物を感謝して食べ、何でもない日常の出来事を
笑いあいながら話せる生活が続くことを願います。
そして、世界中の人種、国籍、信じる宗教が異なっても、
違いを認め合い、尊敬しあえる世界が実現することを、何よりも願います。

昨日と今日は、教会で祈祷会が行われます。心を込めて、世界の平和のために祈ります。

あなたに、あなたの周りのすべての人に、神様の恵みと平和が共にありますように。
鈴木直哉

-牧師のお話