5/25,26 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「鎖につながれながら」(使徒26:19~32) 〔新約266頁〕

☆ローマへの旅。これはパウロの最後の伝道旅行(ローマでの弁明の為)です。エルサレムからカイサリア、カイサリアからローマへの旅は人間の計画ではなく、聖霊の導きによる旅となりました。

1パウロの体験談(証し)(26:12~18)

パウロはダマスコ途上の旅を振り返ります。サウルと名乗っていた時分、熱心なユダヤ教徒として、ファリサイ派の門徒(学者のガマリエル門弟)であった彼は、クリスチャン迫害に立ち上がります。この時、意気揚々と旅立ったはずのサウルが目的地ダマスコ途上で体験した話は、使徒言行録の中で3回(9:1~19,22:6~16)にわたりパウロ自身の口で繰り返されています。

主の呼びかけ「サウル、サウル」(14節)、託された使命「起き上がれ、自分の足で立て」(16節)

2アグリッパとベルニケへの伝道(26:19~29)

 総督フェストゥスと、着飾ったアグリッパとベルニケ(25:23)に対し、パウロは鎖に繋がれ、質素な身なりで対峙します。しかし、パウロはものおじすることなく、18節以下にあるように、大胆な勧めを行います。ちょうどイエス様があらかじめ告げられたように、クリスチャンとして王と総督の前に引き出され、弁明する機会が与えられた時に、聖霊によって導かれ、語るべき言葉が備えられた(ルカ21:12)ようにパウロも語る言葉が備えられたのです。さらに、一歩進んで、アグリッパとベルニケに信仰の勧めまで行いました。

3それにもかかわらず(26:30~32)

 そこに居合わせた全員の権力者はパウロの無実を確信したにもかかわらず、パウロは釈放されません。なぜなら、パウロが皇帝に上訴したためです。ローマ行は、パウロの意志を超えて、神様の御心に適ったことであり、ここでパウロが殉教の死を遂げるまで、2年にわたり宣教に励むのです。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(25日・26日)の聖書研究・祈祷会、5月29日 主日礼拝

・25(水)名古屋教会、N.Y, N.Y夫妻、26(木)豊橋教会、H.I.姉

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。6/19(日)教会総会(計画総会)

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、6月1日、2日「ともに元気に」(使徒27:13~38)

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