9/24(水)・25(木) 聖書研究・祈祷会

「逃れの町」(ヨシュア20章)

逃れの町について

 申命記4章にも、逃れの町は登場します。申命記の場合には、モーセの説教の流れの中で、逃れの町が語られ、19章でも、何のために逃れの町が設けられたのか、その理由が語られています。

「意図してでなく、積年の恨みによるのでもないのに、隣人を殺してしまった者が逃れて生き延びうるのは・・・」(4節以下)。

1 逃れの町(1~3節)

 「逃れの町」それは、「血の復讐をする者からの逃れの場所」(3節)であることが、明確に記されています。イスラエルの12部族に神様から与えられた土地は、嗣業(しぎょう)の土地であり、特別の祝福が注がれた土地です。さらに、「逃れの町」とは、一種の「特別区」(聖書教育による)であり、ここに逃れた人々は、命の保証が与えられる場所でした。

2 守られる場所。そして、ここから帰ることが出来る場所。(4節以下)

 故意の殺人ではないとしても、家族・親族など、親しい者が殺された遺族にとって、復讐することは、当然の義務のようにとらえる文化・風習は、古代社会から近代社会にまで、洋の東西を問わず残っていました。しかし、その血の報復を断ち切るような恵みの戒めが、聖書には明確に記されている点に注目しましょう。さらに、この町から、一定の期間を経て、それぞれの故郷へと戻ることが出来る保証があるところにも、希望があります。

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