10/15(水)・16(木) 聖書研究・祈祷会

「魚の腹の中で」(ヨナ2章)

1 「主は命じられた」(1節)

 主なる神のご命令に背き、アッシリアの都市ニネベに向かうことをせず、正反対の方向であるタルシシュに向かったヨナは、その後、乗り込んだ船が大嵐にみまわれました。(1章4節以下)。嵐にしても、今回、巨大な魚にしても、主なる神の御意志が働き、出来事が起きているところに注目しましょう。「主は大風を海に向かって放たれたので」(1:4)。「主は巨大な魚に命じて、ヨナを呑み込ませられた。」(2:1)。罪と罰ではなく、背きの罪を犯したとしても、神様はなお、ヨナを神様の御計画の為に、お用いになろうとなさっているのです。

2 「ヨナは、自分の神、主に祈りをささげた」(2~10節)

 3日3晩、魚の腹の中で、ヨナは祈りをささげ続けます。暗闇の中、閉塞的な空間で、叫びの声を上げ、主の助けを確信して祈るヨナの祈りに注目しましょう。海というのは、捉えどころのない恐ろしい場所(創世記1:21以下)であり、そこにはレビヤタン(怪物)がうごめくと考えられていました。「陰府の底」「深い海」「大水」「深淵」他。生きて再び戻るはずもない暗闇で、なお、ヨナは告白しています。「救いは、主にこそある」と感謝の祈りをささげるのです。

3 「主が命じられると」(11節)

 2章は、主のご命令により、最初と最後が挟み込まれた構造の文章になっています。ヨナは3日の後、暗闇から光へ、魚の腹から陸地へと戻されました。主によって死から命へと移されたのです。

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