7/9(水)・10(木) 聖書研究・祈祷会
「荒れ野にて」(民数記9章より)※15~23節中心
民数記とは・・・ モーセ五書4番目の書物である民数記は、元来のヘブライ語のタイトルは「荒れ野にて」です。英語ではnumbers(数)。内容としては、①イスラエルの民が、エジプトに住み着き(創世記)、②奴隷生活を経て、出エジプトを経験(出エジプト記)。荒れ野の40年の旅路の中で、④シナイ山で律法を与えられ、約束の地カナンを目指して旅を続ける姿が描き出されています(出エジプト記、レビ記、民数記)。
1 主はシナイの荒れ野でモーセに仰せになった。(1~2節)
モーセは、イスラエルの民をエジプトの地から導き出し、カナンの地へと向かうようにと導かれる神様の御言葉に聞き従った人です。しかし、その道行きは実に困難を極めました。直線距離にして約500キロ。紅海を渡り、シナイ半島を抜けて、カナンの地に向かう旅は、40年にも及びました。この間、過ぎ越しの祭りを祝うようにと命じられた神様の御心はどこにあったのでしょうか。
2 主の言いつけを守ったイスラエルの民(15~23節)
「主はモーセに仰せになった」「主の命令」「主の言いつけ」という言葉は何度となく繰り返されています。イスラエルの民は、「幕屋」(ミシュカン・15節)を建て、幕屋の上に留まる雲に従い、一定の期間、その場所に留まりました。雲は、神様のご臨在を象徴するものであり、幕屋は神様が宿り、留まっておられる場所です。モーセを始め、イスラエルの民は、この神様の先立ちと導き、そしてご臨在に従い、「旅立って」(17節)いきます(杭を抜く)。
『「約束の地」に入らないままで終わるモーセ五書の結び(申命記)から見ると、目標を目指して神と共に歩む荒れ野の旅は、教会の理想の姿でもあります。(聖書教育7月号より)』