10/27,28 聖書研究・祈祷会資料

《今日のポイント》 

聖書・奨励「豊かな平和に」詩編72編)     〔旧約906頁〕

ソロモンの詩について:

 ソロモンはダビデの子。歴代のイスラエルの王の中でも、もっとも知識と知恵に満ちた王とされます。ダビデの意志を継いで、エルサレム神殿(宮殿も)を建築した王としても記憶されます。「今このわたしに知恵と識見を授け、この民をよく導くことができるようにしてください。」(歴代誌下1:10)との祈りは、ソロモンの最も有名な言葉であり、同時に、現代にも通じる金言です。とはいえ謎は20節「エッサイの子ダビデの祈りの終わり」の言葉にあります。

① 王のための執り成しの祈り

 イスラエルのために立てられた王が、「裁き」と「恵みの御業」を行い、真の平和をもたらす王として生きることができますようにと願い、執り成す祈りから始まっています。

 王のなすべき裁き・・民の為の政治を行う者となる。貧しい人々、乏しい人のために公平な裁きを

           民に平和と恵みをもたらす者となる。 2~4節、12~14節

 王のあるべき姿・・ 「生涯、神に従う者として」生きる者となる。5~7節、8~11節,

15~17節 結果として、王も民も豊かな日々を暮らす者となる。

② 賛美は、主なる神様へ

 王の執り成し祈りの最後は、主なる神様への賛美で結ばれます。人を神のように崇め奉るのではなく、神様を第一とし、神様に賛美をささげることが何よりも大切なことであること。これが最も大事なこととして記されていることが、心に残ります。

 20節の言葉、これは、父ダビデから、ソロモンに向けて贈られた餞(はなむけ)の祈りだとも考えられます。そして、本当の王(油注がれたメシア)は、主なる神様であることを私たちは知っております。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(27日,28日)の聖書研究・祈祷会 & 31(日)主日礼拝

・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・集中豪雨の被災地域(国内)、異常な高温状態の続く地域(世界)を覚えて

3出席者の祈り課題 

※次回:11/3(水)・4(木)「希望に生きる」(詩編92編)

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