6/4(水)・5(木) 聖書研究・祈祷会
2025/06/08
「福音の前進」(フィリピ1章)※12~14節参照
1 喜びの手紙(1~11節)
パウロの獄中書簡として考えられるフィリピの信徒への手紙ですが(13,14,17節参照)、内容は、獄中にある苦しみを超えて、主イエス・キリストに結ばれた信仰者の喜びに満ちあふれています(2章17節以下、4章1節以下参照)。
福音を宣教することがきっかけとなって、獄中に捕らわれていることは、肉体的にも精神的にも大変苦しい状態だったはずです(20節以下)。パウロは、フィリピ教会も、自分同様に、迫害を受けて苦しんでいることを十分に理解しています。執り成しの祈りとしての手紙を送り、自分の同労者テモテ(パウロの弟子)とエパフロディト(フィリピ出身?)を助け手として送ろうと約束しているのです(2章19節以下)。
2 福音の前進(12~14節)
パウロは、獄中にある苦しみだけではなく、囚われている場所(兵営)にいる獄中の人々と兵士たちにも、福音が広がっていることを喜びの出来事として伝えています。また、どんなに困難な状況でも、福音伝道に励む姿が、多くの教会に励ましとなっていることを伝えています。
死の恐怖や苦しみを抱えつつも、「あなたがたは、キリストを信じることだけでなく、キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられているのです。」(29節)と語り、キリストと結ばれて生きるパウロたち、信仰の先達に倣って歩んでいきたいと願います。