10/13,14 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「いつもわたしを」(詩編23編)     〔旧約854頁〕

①詩編23編とは:

 神様への感謝と信頼を歌った歌。ダビデの詩のひとつです。羊飼い/羊が、山あり谷ありの道を行くように、私たちも平たんな道ばかりではない人生の旅路を歩みます。

「わたし」=ダビデは、「死の陰の谷」も、「青草の原」にも進んでいきます。この旅路の目的地は、青草の原のようでありながら、さらにその先の「主の家」であることが最後に分かります。羊は食欲旺盛の動物で、ひとつの青草で草を食べつくしてしまえば、次の青草をめざしていかなければなりません。途中の苦しみは、人生で私たちが遭遇する試練をあらわしているのでしょう。

②わたし=イスラエルの民

 主人公のわたしは、“私たち”=イスラエルの民でもあります。出エジプトを経験し、約束の地カナンにたどり着いても、イスラエルの民にとっての旅は続きます。ダビデ、ソロモンの時代以降、アッシリア、バビロニアなど、大きな国からの支配、捕囚の苦しみは続きます。この苦しみの旅の最中、主なる神様は、どこにおられるのでしょうか。

③主は、いつもわたしを

 主なる神様は、わたしの羊飼いであって、どこにあっても、いつも共におられ、魂を生き返らせてくださる方です。さらに、一見オアシスとはかけ離れた場所にあっても、青草の原に導き、憩いの水のほとりへと導き入れてくださる方です。鞭=棒で、羊を食い尽くそうとする野獣から守り、杖で時に道から外れる羊を正しい道へと導きます。大きな杖は、崖に落ち込んだ羊を引き上げる道具にもなります。最後に、大切なお客をもてなすように、素晴らしい食卓へと招き、主の家にいつも、毎日、私たちを招き続けてくださいます。主が共におられる限り、私たちはすでに、主の家=神の国に共に生きることができています。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(13日,14日)の聖書研究・祈祷会 & 17(日)主日礼拝

・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・集中豪雨の被災地域(国内)、異常な高温状態の続く地域(世界)を覚えて

3出席者の祈り課題 

※次回:10/20(水)・21(木)「すべては主のもの」(詩編24章)

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