5/7(水)・8(木) 聖書研究・祈祷会

「キリストの福音」(ガラテヤ1章)※1~12節中心

1 「ガラテヤ地方への手紙」(1~5節)

 パウロは、ガラテヤ地方の複数教会を対象に手紙を書き送りました。使徒言行録を参照すると、パウロは第2次伝道旅行の途中にガラテヤ地方に立ち寄り、伝道活動を行いました。(16章参照)。ガラテヤ諸教会とパウロの関係は、種まく者と種まかれた者として、当初は良好であったようです「(4章参照)。ところが、パウロがガラテヤ地方を離れ、別の地方へと伝道の働きを拡げていった際、巡回伝道者として、別の福音を伝える人々が現われたことによって、関係が崩れていきます。今、パウロは、第3次伝道旅行を行うことを計画しています。ガラテヤ教会を再訪し、関係の改善と共に、「キリストの福音」に、ガラテヤ諸教会が立ち帰ることを切望します。

2 「キリストの福音」(6~12節)

 パウロを通して蒔かれた種が、別の種の種に置き換えられるように、「ほかの福音」に乗り換える人々が現われたことをパウロは非常に悲しんでいます。10節以下、パウロはガラテヤ諸教会の人々のご機嫌を取ろうとしているのではなく、ただ、「キリストの僕(=ドゥ―ロス・奴隷)」として、神の御心に従って歩もうとしています。「わたしはこの福音を人から受けたのでも教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされた」(12節より)ので、この福音は私の思いではなく、神の御心に従った教えだと確信しています。ここに立ち帰ってほしいという思いで、パウロはこの手紙を書き記しているのです。

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