11/6(水)・7(木) 聖書研究・祈祷会
「回復の預言」(エレミヤ30章より)※1~3、18~22節中心
《今日のポイント》
1 「イスラエルとユダの繁栄は回復される」(1~3節)
預言者エレミヤは、今まで一貫して、南ユダ王国の滅亡が迫りくることを告げる預言を語り続けてきました。しかし、30章から33章にかけて、突如として、「慰めの書」と呼ばれる回復の預言を語り始めるのです。もちろん、滅亡予告の中にも、希望のメッセージを見出すことは出来るのですが、30章3節にあるような、積極的な希望のメッセージが語られているのが、特徴的です。
一説では、すでに南ユダ王国が、エルサレム陥落後、バビロン捕囚の苦しみを体験した時に、廃墟と化したエルサレムの都に立つ人々が、回復のメッセージを耳にしたのではないかと言われます。
2 「回復はどこから来るのか」(18~22節)
「こうして、あなたたちはわたしの民となり わたしはあなたたちの神となる。」(22節)という回復と救いの出来事は、ひとりの指導者が与えられるところから始まります。「この方が来られるとき、「切り傷」「打ち傷」(12節)は癒され、「捕囚の地」(10節)から救い出されるのだ。」という確かな希望が、30章にははっきりと語られています。バビロン捕囚後、キュロス王の勅令により、エルサレム帰還はかなえられ、神殿再建(第2神殿)も適ったのです。とはいえ、戦乱の歴史は後に繰り返されていくのでした。人間の王や指導者の力には、限界があるのです。
私たちは、まことの救い主が、誰であるのかを知っています。主イエス・キリストです。この方を、私たちの世界は待ち望んでいるのです。