4/25 週報巻頭言より

『主イエスよ、共にいてください』     No.93

「然り、わたしはすぐに来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。(ヨハネの黙示録22章20節)

 先週20(火)から来月11日までの期間、愛知県ではまん延防止等重点措置が適用され、飲食店の営業時間の時短など、緊急事態宣言に準ずる対処が実施されています。このままでは医療機関の限界が近づき、病床数も数が足りなくなるとのこと。東山教会としても感染者を増やさない為、また、教会がクラスターとならない為に具体的な対策を取らざるを得ません。5月2日から家庭礼拝期間とし、オンライン礼拝・祈祷会を実施いたします。感染第一波の際の記憶が走馬灯のように私の頭の中をよぎりました。

 改めて、冷静な判断と行動を選択すべく、私は聖書を読み返したいと強く思わされています。特に、終末に関する聖書箇所を読み返そうと思っています。黙示録の言葉に、「主イエスよ、来てください」との原始教会の祈りの言葉が載っています。この意味は、「私たちの手ではもはや何事もなしえないのです、それをなしうるのは主イエスのみです」(宮田光雄著、「聖書の信仰」)という希望と信頼の言葉だというのです。虚無的にもならず、投げやりにならず、今の時をしっかりと生き抜くことが大切です。神様を信じ、神様の最善を信じて歩んでいきましょう。再び安心して一緒の場所で礼拝出来る日が来ることを信じて。

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