7/31(水)・8/1(木) 聖書研究・祈祷会
「ヤコブの脱走」(創世記31章) ※1~13節中心
《今日のポイント》
主はヤコブに言われた。「あなたは、あなたの故郷である先祖の土地に帰りなさい。わたしはあなたと共にいる。」(3節より)
1 ヤコブを取り巻く環境の変化(1~5節前半)
ヤコブが14年の期間を経て、ラケルとレアの姉妹との間には、12人の息子たち、1人の娘が与えられました。ヤコブは、苦労を重ねながら、「こうして、ヤコブはますます豊かになり、多くの家畜や男女の奴隷、それにラクダやロバなどを持つようになった。」(30:43)のでした。
ところが、ヤコブの成功をうらやむ人々がいました。他ならぬラケルとレアの父ラバン、そして、その息子たちでした。もともとラバンは、甥であるヤコブをだますようにして、自分の思い通りにヤコブを使っていましたが、次第に、ヤコブへの嫉妬やねたみが露骨に表面化してきたのです。
2 共におられる神様の存在(5節後半~13節)
ヤコブは、苦しい状況が続く中でも、共におられる神様の事を信じ、神様の守りの内にあることへの感謝を忘れません。「しかし、わたしの父の神は、ずっとわたしと共にいてくださった」(5節a)とヤコブは告白し、夢の中で神様はみ使いを通じて、「ラバンのあなたに対する仕打ちは、すべてわたしには分かっている。わたしはベテル(神の家:28:19参照)の神である」(13節)と語りかけ、故郷に帰るようにとの勧められるのです。逃亡に次ぐ逃亡であるヤコブの人生ですが、果たして、叔父ラバンとの和解の日は訪れるのでしょうか(24節以下参照)。そして、兄エサウとの和解は、どうでしょうか(32章以下参照)。ヤコブに、「神様の御心は素晴らしい」と振り返る日が、来る日も近づいています。