3/29,30 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「最後の晩餐」(ルカ22:14~23) 〔新約153頁〕
1 主の晩餐について:
主の晩餐は、いつ、どのように行われたのでしょうか。ユダヤ教の大事な祭り、過ぎ越しの小羊を屠る除酵祭の夜の事です。ある家の2階で、既に準備された部屋が用意されています(22:7以下)。12弟子と共に主イエスは、食事を共にされました。書いていませんが、苦菜、水、羊の肉、そして、ぶどう酒を過ぎ越しの食事の規定に沿って飲食しました。
2 過越の食事と神の国での過越:
主イエスは、明らかに古い掟・決まり通りの過ぎ越しの祭りを超えた、新しい契約としての晩餐を弟子たちと共にしようとされました。古い契約は、モーセを通じて与えられたイスラエルの民と神様との間の契約を表しています。新しい契約は、イエス・キリストを主と信じ、従う者たちと神様との間に交わされる救いの約束、永遠の命が与えられるという契約です。イスラエルの時(旧約)、イエスの時(新約)、そして、教会の時(使徒の歴史)が始まろうとしています。
3 天の御国の食事の先取りとして:
主の晩餐は、神様の赦しと救いを味わう時です。イエス・キリストが取って食べよ、取って飲むようにと差し出されたパンと杯は、イエス・キリストの十字架上で裂かれた肉、そして、流された血を表しています。それは、悲しみの出来事を記憶するためではなく、死んだ後に、復活の命を与えられたイエス・キリストの事を思い起こし、私たちにも与えられた救いを感謝するための食事なのです。この食事は、すべての人に開かれています。この食事には、誰でも招かれています。大切なことは、この救いを私たちが独り占めするのではなく、語り伝え、そして、一緒に食事の席に着くことが出来るようにと、祈りつつ、福音伝道に励んでいくことではないでしょうか。
あなたは、誰と共に食事を頂きたいでしょうか。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週の聖書研究・祈祷会 29日&30日、主日礼拝 4月2日、イースター 4月9日
・29(水)全国教役者会、K夫妻
30(木)連盟 女性牧師・主事の会、K.Y.兄
・教会形成、福音伝道が御心にかなって導かれますように。
伝道開始60周年を覚えて(記念誌発行)
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回は、 4月5日(水)&6日(木)「今日私と一緒に楽園に」(ルカ23:26~43)