2/22(日) 週報巻頭言

『さいわい頌・しあわせはどこから』  No.340

「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。」(マタイによる福音書5章3節)

 あなたは、どんな時に幸福を実感しますか?

 哲学者の三木清氏は「人生論ノート」で、「機嫌がよいこと、丁寧なこと、親切なこと、寛大なこと、等々、幸福はつねに外に現れる。」と語ります。続けて「歌わぬ詩人というものは真の詩人ではない如く、単に内面的であるというような幸福は真の幸福ではないであろう。」とも。

 幸福とは、心の中に留まらず、必ず、幸福な様子が現われる。嬉しければ笑い、他者に対してあたたかい心遣いをしたり、優しい態度として現れてくるのだということです。三木氏は、西洋思想の中に、イエスの教えがいかに深く根付いているのかをよく理解しているのかが伝わってきます。

 主イエス・キリストは幸福な人でした。その幸福とは、単に精神的に満たされた幸福にとどまらず、霊的・物質の両面において、飢え渇きを覚える人の飢えを神様が満たして下さることを知る人。体験してきた人でした。

 十字架上で「渇く」と「成就した」と語る主は、私たちの渇きを知り、憐み、そして、満たして下さる方です。この方に信頼して、今日も歩んでいきましょう。

-週報巻頭言, 牧師のお話