10/29,30 聖書研究・祈祷会
「神からの問い」(ヨナ4章)
1 ヨナの不満と怒り原因(1~3節)
「神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、宣告した災いをくだすのをやめられた。」(3:10)ということに、ヨナは大いに不満を抱きます。ヨナの言葉、「なぜ私をわざわざニネベに行かせたのか。ニネベ(アッシリア)が滅びればよかったのに」という思いが反映されています。
「あなたは、恵みと憐みの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、災いをくだそうとしても思い直される方です。」とは、一見深い信仰告白のようです。がしかし、「主よどうか今、わたしの命を取ってください。生きているよりも死ぬ方がましです。」とは、実に自己中心的で身勝手なヨナの姿が浮かび上がってきます。
2 対話される神様 ~神からの問い~(4~11節)
「お前は怒るが、それは正しいことか」との問いかけ以降、ヨナの身に、次々と不思議な出来事が起こります。ヨナの言動に注目してみましょう。「それは正しいことか」(4,9節)とは、けっして一方的な問いではなく、神様がヨナとの対話を大事にされていることが分かります。最後に、ニネベの都の人々と家畜の命を大切に思う神様の思いが語られます。ヨハネ福音書3章16節を思わせる神様の愛が明らかにされます。
「教育は愛です」と、或る教育者は語りました。あらゆる人間関係において、相手を思いやり、愛の思いで接し、対話を重ねることの大切さが示されているのではないでしょうか。