4/26(日)週報巻頭言
『よく知ること・食わず嫌いではなく』 No.349
「実に、すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現われました。」(テトスへの手紙2章11節)
先日、中部連合での読書会を行いました。今年度は私が呼びかけ人です。互いに知り合うことの大切さを学びました。
きっかけは、何気ないことから。初回でもあり、近況報告から始めたのですが、お互いの名前を呼び合い、お互いの抱える状況を聞くことで知っていたつもりの人の事をより深く知る機会になりました。「この方はこういう方だったのか」との発見もありました。嬉しいですね。
実はこれは聖書を読む時にも当てはまります。最近、祈祷会ではテトスへの手紙を読んでいます。わずか3章立ての書簡ですが、時代背景や神学的なバックグラウンドを知ると興味が湧いてきます。テモテとテトスというパウロの愛弟子たちに伝えられた教えが今日の教会でどのような意味を持つのか。
教えに強調点が置かれているのはなぜか。テトスが派遣されたクレタ島が当時貿易拠点として重要な場所であり、商業盛んであったからこそこの世的な価値に重きを置く人たちが多くいた。いかに霊的な命や信仰に価値観が転換されるのか。手紙の中心に神の恵みがしっかりと置かれています。
これを知らずにいてはもったいない。噛めば噛むほど聖書の味が出ること(by 故副田正義牧師・大泉教会名誉牧師)、皆さんとも分かち合いたいと切望します。