23(水)・24(木) 聖書研究・祈祷会

「エレミヤの傷と苦しみ」(エレミヤ10章より) 

《今日のポイント》 

「主よ、あなたに並ぶものはありません。あなたは大いなる方 御名には大いなる力があります。」(6節)

「主は真理の神、命の神、永遠を支配する王。その怒りに大地は震え その憤りに諸国の民は耐ええない。」(10節)

1 「主よ、あなたに並ぶものはありません!」(前半・1~18節)

アッシリアやバビロニア、あるいは、エジプトなどの大国に囲まれ、特に、新興勢力のバビロニア(ペルシャ)帝国の脅威にさらされ続け、南ユダ王国も、息も絶え絶えの状態になっています。いつのまにか、イスラエルの民は、偶像の神々を拝み、天の運行を観測し、自分たちの行く末を占いに託しているような国々のほうが、ヤハウェの神様よりも、力があるように錯覚してしまうのです。

 しかし、主なる神様は、御言葉を通してイスラエルの民に語りかけられます。彼らを恐れるなと。

2 「主よ、わたしを懲らしめてください」(後半・19~25節)

 預言者エレミヤは、イスラエルの民を代表し、神様に対して、偶像礼拝の罪を告白し、罪からの悔い改めを切に願い、主なる神様の憐みとゆるしが与えられるようにと祈ります。エレミヤ自らは、神様の御言葉をあずかり、それをそのままイスラエルの民に対して、また、王から貴族などの支配階級に至るまで、すべての人々に、そのままに語っています。それでも、神様の御言葉が届かないのです。「ああ、災いだ。わたしは傷を負い わたしの打ち傷は痛む。」(19節)との嘆きは、実際エレミヤがイスラエルの人々に鞭うたれ、傷つけられた時の痛みの叫びであったかもしれません。

 神様は、エレミヤをはじめとする心ある預言者たちや王たち、イスラエルの民の声に耳を傾けて下さるのです。嘆きは嘆きで終わらず、祈りは必ず聞かれます。滅びでなく救いへと至るのです。

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