12/21,22 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「マリアとエリサベト」(ルカ1:39~45) 〔新約100頁〕
「マリアは急いでエリサベトのもとへ向かう」(39~40節)
天使の御告げを受けて、マリアは親族であるエリサベトのもとへと急ぎます。距離にして100キロ以上もあることを念頭に置きながら読んでいきましょう。マリアは妊娠初期でもあり、本来であれば、ゆっくりと自宅で過ごす方がよいかと思います。“ユダの町”(ネヘミヤ11章3節を参照)は、祭司たちの生活の場があった場所だと考えられます。「出かけた」という言葉は、立ち上がるという意味の言葉です。どのような気持ちがここに込められているでしょうか。
「聖霊に満たされて」(41~45節)
マリアとエリサベトは、年齢の離れはありますが、共通していることがあります。共に神様の御心に適って、赤ちゃんを宿している女性であるということです。マリアは聖霊に満たされ、神の子と呼ばれるイエス・キリストを宿す人。エリサベトは、そのイエス・キリストの福音の先ぶれを担う役割を担うバプテスマのヨハネを宿す人。どちらも神様の御心に適う人です。
「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」(45節)のエリサベトの言葉には、尊敬の念と共に、共に神様の御言葉に信じて生きようとする人の共感が込められています。マリアとエリサベトは、互いに祝福し合い、一緒に神を賛美する思いで一致しています。
最後に
マリアの賛歌には、マリアの信仰姿勢がよく反映されています。マリアは3か月の期間をエリサベトのところに滞在し、互いを励まし合ったことでしょう。信仰の友、同志のきずなを感じます。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(21日・22日)の聖書研究・祈祷会
・21(水)諫早教会、M.M.姉、22(木)大村古賀島教会、M.N.姉
・クリスマス集会(12/24キャンドルサービス、25クリスマス礼拝)を覚えて
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回:12月28日、29日 「イエスの誕生」(ルカ2:1~20)