12/7,8 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「ヨハネ誕生の約束」(ルカ1:5~25)         〔新約9頁〕

救い主のお誕生に向けての準備

 待ち望まれている救い主(メシア)の誕生の前に、まず現れなければならない人物。それが、バプテスマのヨハネです。主の福音の道備えをする人、それがヨハネの役割でした。ヨハネの両親は、ザカリアとエリサベトです。ザカリアは、イスラエル全土で約2万人前後いたとされる祭司の一人に過ぎません。エリサベトは、由緒正しいアロン家の家系につながるとはいえ、恐らく貧しい祭司家系の出身に過ぎなかったでしょう。この2人からヨハネは誕生したのでした。

ザカリアとエリサベト

 夫婦は、「神の前に正しい人」(6節)であったと記されています。具体的には御言葉に忠実に従う人々で、神様の約束の言葉を信じる人々でした。神様の選びは、人の目によるところによらず、神様の御心に適う人に与えられます。驚くような神様の御業は、一見ごく平凡な人から起こされるのです。

「その子は喜び、楽しみとなる」

 天使ガブリエルは、旧約ダニエル書など、終末預言をつげる重要な役割を担っています。ここでは、ゼカリアにヨハネ誕生を告げ知らせます。ヨハネの姿は、ナジル人(民数記6:3ほか)として描かれ、再来するエリヤとして、救い主の到来を準備する人です。父ゼカリアは、「祭司の務めをしていたとき」(8節)その知らせを伝えられ、にわかに信じることが出来ず、しばらく口を利くことが出来なくなりました。エリサベトは、「主は今こそ、こうして・・・」(25節)と告白します。二人とも高齢で、出産する年齢を既に過ぎていました。この子には主の力が及んでいた(66節)のです。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(7日・8日)の聖書研究・祈祷会、 ・12月11日 主日礼拝

・7(水)羊の群れ伝道所(熊本南教会)、T.T.姉、8(木)東熊本教会、T.Y.姉

・クリスマス集会(12/24キャンドルサービス、25クリスマス礼拝)を覚えて

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 [

  • 次回:12月14日、15日 「イエス誕生の約束」(ルカ1:26~38)

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