10/12(水)・13(木) 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「神殿建設のはじまり」(エズラ記3章) 〔旧約725頁〕

はじめに:

 ペルシャ王キュロスの勅令により、エルサレムに戻ることが出来た人々の総数は、4万2千3百6十名(+男女の使用人:7千3百3十7人、+男女の詠唱者:2百人)、合計:5万147名。その他多くの家畜たち(馬、らば、らくだ、ろば)。神殿建築の為に、多くの金銀が捧げられました。

1 民は皆一人の人のようになった(1~7節)

 第7の月(バビロン帰還の7か月目/暦の7月(現在の9~10月))、この時期は仮庵祭の時期に当たります。家畜、農作物など、収穫の感謝を主なる神にささげるため、「神の祭壇を築き、神の人モーセの律法に書き記されている通り(注:申命記27:6,7)」(2節)、帰還民たちは祭司たちと共に祭壇を築きます。まだ神殿は基礎部分すら再建出来ていなかったことが分かります(6節参照)。

 それでも神殿再建に向けて、人々の心が一つとなっていたことは伝わってきます。

2 神殿の基礎が据えられた!(8~13節)

 翌年の第2の月に、祭司とレビ人、帰還民は、神殿再建に取り掛かります(8節参照)。神殿の基礎を据えるいわゆる「定礎式」が行われた時、すべての帰還民、祭司、レビ人、家長たちの目に涙が、そして、喜びの叫び声が挙がります(12節参照)。60年にも及ぶバビロン捕囚の頃、幼少期を過ごした人の中には、かつての荘厳なダビデ/ソロモンの神殿の姿が目に浮かんだことでしょう。

「主は恵み深く、イスラエルの対する慈しみはとこしえに」との賛美があたりに響きわたりました。

 ☆いつかこの地に教会堂再建がなされる日を夢見て、ご一緒に祈りを捧げてまいりましょう。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(10月12日・13日)の聖書研究・祈祷会、 ・10月16日 主日礼拝

・12(水)K夫妻、あゆみの家教会13(木)K兄、福島主のあしあと教会

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回:10月19日、20日 「神殿建設の完成」(エズラ6章)

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