8/31(水)・9/1(木)  聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「ダニエル」(ダニエル2章) 〔旧約1380頁〕

1 ネブカドネツァル、巨大な偶像の夢を見る(1~13節)

 バビロニア帝国の王ネブカドネツァルは、即位して2年目に夢を見ました。夢というと、夢幻ということで対して重きを置かない考えもありかもしれません。しかし、夢それは、将来必ず実現する神のお告げの現れとして古代人は捉えています。近現代でも、心理学者のフロイトは、夢分析、無意識についいて研究し、夢に潜む人間の深層心理の問題に取り組みました。あらゆる夢分析を試みようと、「占い師、祈祷師、まじない師、賢者」を国中から寄せ集めましたが、分析することが出来ません。全員の処刑が命じられる中、バビロン捕囚で捕らわれているダニエルたち、知者にもその手が及びそうになります。

2 ダニエルの知恵(14~24節)

 侍従長アルヨク(王の高官でもある)は、ダニエルたちバビロンの知者を殺そうとしますが、ダニエルは賢く立ち振る舞います(14節参照)。

 その上で、ダニエルは、仲間たちと困難な状況にありながら、課題を共有し、祈りを合わせます。

この協力して祈りを合わせるところに、神様は助けを与え、試練に解決の道のりを備えられるのです。

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」(1コリント10:13)

3 夢解き(25~49節)

 夢は神様の示しによって明らかにされます。巨大な偶像は、4つの帝国を現し(7章参照)、その崩壊が予見されています。その後、永遠の神の御国が建てられることが預言(終末的な預言)されます。ネブカドネツァルはその解き明かしを聞きどうしたのでしょうか。「ひれ伏した」(46節)。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(31日・9月1日)の聖書研究・祈祷会、9月4日 主日礼拝(主の晩餐)

・31(水)M.T.姉と引退教役者(中條儀助氏、千綿一哉氏)、1(木)K夫妻、市川八幡教会

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回:9月7日、8日 「燃え盛る炉の中で」(ダニエル書3章)

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