6/29,30 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「祈りの輪の中で」(コロサイ4:2~6) 〔新約372頁〕

「目を覚まして感謝を込め、ひたすら祈りなさい。同時にわたしたちのためにも祈ってください。」(2,3節より)

1 パウロの伝えたい事(2~3節前半)

 パウロは獄中で記している手紙を結ぶにあたり、コロサイの信徒たちに向けて最も伝えたい言葉、祈り・祈られる関係の大切さについて記しています。

 「祈っています」という事だけでは終わらず、「祈ってください」と祈りのリクエストをすることが出来る関係は、まさに教会の姿そのものです。「互いに足を洗い合いなさい」という主イエスの教えは、「罪をゆるしなさい」だけではなく、「罪をゆるしてもらいなさい」という相互にゆるし合う関係の構築を説いているのですが、祈りにおいてもそのことが当てはまります。

2 パウロが願い続けている事(3節後半~4節)

 パウロの祈りのリクエスト、それは、「神が御言葉のために門を開いてくださり、わたしたちがキリストの秘められた計画を語ることができるように」ということです。秘められた計画とは「あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望」(1:27以下)が、あらゆる人々のための救いであるということをです。このキリストを何とか一人でも多くの人に伝えたいと願い続けるパウロです。

3 時をよく用いるということ(5~6節)

 時には一瞬の時、流れゆく時、タイミング、一定の期間など、様々な時を指していますが、この場合は、一瞬の時、タイミングの事を指しています。時宜(タイミング)にかなって、神様のなさることは素晴らしい(コヘレトの言葉3章以下)のですが、この時を上手に用いて、伝道をするようにとパウロは勧めます。①外部の人に対して賢くふるまう、②塩で味付けられた快い言葉を語る。そうすることで、時を見極め、ベストなタイミングで福音を届けることが出来るというのです。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(29日・30日)の聖書研究・祈祷会、7月3日 主日礼拝(主の晩餐)

・29(水) 西南学院・神学部(専攻科、大学院)、Y夫妻

 30(木) 引退教役者:副田一朗氏・高橋恒雄氏、H姉

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

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