6/19 週報巻頭言より

『常に主に聞き従うこと』        No.151

「主に立ち帰るならば、主は憐れんでくださる。わたしたちの神に立ち帰るならば豊かに赦してくださる。」(イザヤ55章7節後半)

  先週は、礼拝の中で転入会式が行われ、K姉が東山教会のメンバーとして新たに加えられました。姉妹の証しを伺い、神様の御業の素晴らしさを改めて味わいました。神様は、自ら立ち帰る人の存在を喜び、心から受け入れられてくださる方だということがよく分かりました。

 姉妹の証しはこのように閉じられていました。「イエス様が背負ってくださった十字架。私の罪のためにあるのだ。確信しました。神様の方から人へと伸ばされた救いの恵みに感謝したのです。主よ、御声に聞き従い信仰生活が送れますように導いてください」。

 御声に聞き従うこと、これが私たちクリスチャンの歩む道なのだと、私も大いに共感を覚えました。祈ることや、聖書を読むこと、そして、御心に従うこと。これら特別なことではなく、きわめて地味なようで、地に足がついた歩みが続けられていくところに、主に従う道が築かれていき、振り返れば、一筋の信仰の歩みが出来上がっている。そして、自分の足跡の傍らに、はっきりとイエス様の足跡が刻まれているのではないでしょうか。姉妹に続いて新たなメンバーが加えられていくことを切に祈りつつ。

-週報巻頭言, 牧師のお話