6/12 週報巻頭言より

『多用と多忙の違い』          No.150

「ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である。」(ルカ16:10)

  現在私は、日本バプテスト連盟の候補者選考委員会(兼、選挙管理委員会)のメンバーです。委員長以下、北は北海道から南は大分県まで、多様な地域からオンライン上で会議を重ねています。連盟は、現在機構改革に取り組んでおり、今年度は、機構改革の第一弾「選挙改革」に取り組んでいます。委員会の担う働きは、従来にはない新しい選挙のスタイル(オンラインによる候補者推薦/投票)を整えていていく下支えとなっています。

  当初は月一度の活動予定でしたが、気が付けば毎週のように会議が入り、慣れない作業が続いています。

  そんな折、「多用/多忙」の言葉遣いの違いに気づきました。 “多用”は“主の御用”につながり、“多忙”は“忙殺”につながりかねません。与えられている働きが心身をすり減らすだけのものと捉えるか、あるいは、主の御用につながる働きとして受け止めるかで、心構えが全く異なってきます。上記の御言葉にある“小事に忠実なる者”が、“大事にも忠実”であるように、主から私に託された働き、牧師(魂の牧会者)に何よりも心を注いでいきたいと思わされている今日この頃。どうかお祈りください。

-週報巻頭言, 牧師のお話